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【感想】『リンクス/キヅナツキ先生』―9人が起こした4つの奇跡―

リンクス

リンクス

 もう、こんな恋とか、しないと思ってた

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こんにちわ、氷太よ。

今回BL漫画はキヅナツキ先生

「リンクス」

を頂いていくわね。

ずっと気になってはいた作品ではあったの。

見てよこの表紙。

もうこの時点でドラマを感じるでしょう?

1つ1つの独立したお話が繋がっていくという斬新な設定なのよ。

でもアタシはあんまりオムニバス形式の作品って好きじゃないのよ。

だって、1冊の本って大体200~250ページくらいじゃない?

そんな中4個も5個も物語描かれてもさあ、正直中々ピンと来ないのよね。

 

でもこの「リンクス」、本当にヤバイわよ。

アタシの中で今まで読んだBL漫画の中でも、TOP3には入るわね。

なんでもっと早く買わなかったのかしら・・・・。

今までのアタシを誰か殴って欲しい・・・・!!

 

 

・・・一体どんな物語なのか確認していくわ。

あらすじ

関屋×新発田…超絶フレンドリーおっさん・新発田に言い寄られ続けるコミュ障ラジオDJ・関屋は、自分の中のモヤモヤを、その美声をもってうまく言葉にできない。 

弥彦×秋葉×ある男…ある事情から、何事にもメゲずに愛してくれる相手・弥彦を「恋人」とは呼べないまま、カフェオーナー・秋葉は思い出のピアノを弾く。 

亀田×荻川…捨て猫が縁で親しくなった亀田と荻川。飲んで食って猫を愛でて……居心地のいい日常を「恋愛」にしないまま、ゆったりと日々を過ごす。 

佐渡×中条…口ゲンカばかりだけど恋人として過不足なく見える佐渡と中条ーーしかし中条は佐渡を「手に入らないもの」だと諦め、嫌おうとしながらそばにいる。 

好き、大事にしたいーーはずなのに上手く伝えられない4組の"なりそこないの"恋人達が"リンク"。 完全で幸福な恋人になるまでを描くドラマチック・オムニバス! 

 

ちょっと登場人物多すぎるから今回は割愛するわね。

タイトル通り、各物語の設定やキャラクターが繋がって進んで行くの。

このリンクがなければ、きっと結ばれなかったであろうペアもいるわ。

何気ない一言や行動で、誰かの行動が生まれていく・・・。

まさにバタフライエフェクトを描いた、映画のような作品よ。

現実ではこんな風に繋がっていくのが当然なんだけど、それを描くっていうのは本当に難しいと思うし、斬新な設定よね。

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感想

各話共通して言える事は重たい時は重く、明るい時は明るく・・強弱が凄くしっかりしているということ。

それとナレーションを絶妙に挿入しているから、そのキャラクターの深層心理をよりこちらも深く理解できるのもGOOD。

よくもまあこんなに深く「あと一歩が踏み出せない」お話をこんなに作り出したもんだわ・・・。

キャラクター

キャラの被りが全くないのも驚き。

それでいていわゆる2次元限定のキャラじゃなくって身近にいそうなキャラクター達ばかりだから、親近感が湧くしより感情移入するわ。

お上手。感情を吐露するシーンをまるで映画のように仕上げているわ。

例えば「もう、こんな恋とか、しないと思ってた」ってセリフ。

特にドラマじみたクサイセリフではないのよ。

それを描写で映画のスクリーンのように伝えてくるのは本当に凄いわ・・・。

ただ不満点もあって、キャラクターが多いから仕方ない事なのかもしれないけども・・

書き分けが上手くいっていないキャラがいて、いきなり出てこられると

「え!?コイツってどっちだ!?」

ってなっちゃう所だけ残念・・・かなあ。

発展

ほとんどないと言っていいわね。

ここに関しては人を選んでしまうと思うわ。

アタシは特に必要としないタイプだから全然気にならなかったけどわ。

ストーリー至高主義の人には絶対に良いと思う。

満足度

さすが「このBLがやばい」にランキングインされるだけあるわ・・・。

レベルが違うものこの作品。

巻末のオマケ4コマまでもが面白い。

まとめ

この作品は絶対に読まなくてはいけない名作であると言えるわ。

ストーリーに特化している作品だから、通常のBLに胃がもたれがちな人こそ読んで頂きたいわね。

レンタル店で映画何見ようか悩んでるくらいならこの作品見なさい!!

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リンクス

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リンクス

[著]キヅナツキ