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【感想】『きみが泣いたから/井上ナヲ先生』―想いは簡単に千切れない―

きみが泣いたから 【電子限定おまけマンガ付】

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愛の言葉が降ってきた――

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こんにちは、氷太よ。

え?何でレーダーチャート今日は無いんだって?

 


作成サイトが潰れてしまったみたい☆

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凄い活用させて頂いてたんだけどなあ・・・。

凄く残念。

だから☆で評価を付けるようにしていくわね今後。

今日は井上ナヲ先生

『きみが泣いたから』

を頂いていくわね!

見てこの表紙。

どこか儚げで美しいわね・・・。

でもそれと同時に初見では、どこかマネキンのようで感情を感じられない不安も抱いていたのも事実。

でも安心して、中身そんな事なかったから。

あらすじ

引っ越して間もない頃、川俣がベランダにいると紙の欠片が空から降ってきた。
そこには「好きです」「先生」という文字。そして、押し殺すように泣く声が聞こえた。
川俣はその声がバイト先の先輩・小菅のものだと知る。
それ以来、小菅から目が離せなくなってしまう。
そんなある日、小菅が「先生」と呼ぶ人が現れて…

こんな物語ね。

もうね、この設定がアタシにはストライク!

ここよ、ベランダにいると紙の欠片が空から降ってきた。」って所。

これ破られたラブレターなのよ。

そして、その破れたラブレターを見てしまった所から物語が始まるの。

これね~・・本当によく考え付いたわ・・!!

出会いからして強烈な理由付けがされているのよね。

日常生活だと「テメーの弱みは握ったぞ」って展開になるかもしれないけど、美しいこの世界観の始まりを十二分に表しているわね。

登場人物

川俣(表紙左)

小菅のバイト先の後輩であり、真下の部屋の住人。

強く自己主張するというよりは、相手をよく観察してから動くタイプ。

本当の恋というものを経験した事がない。

コイツ、すんげえ優しい男。

小菅(表紙右)

川俣の真上の部屋の住人。

既婚者でもあるお世話になった学校の先生の事が好き。

諦めようとして、気持ちを押さえつけている。

ちょっと中盤、小姑過ぎやしませんかね?

感想

傍観者に過ぎなかった川俣が、小菅の恋愛の行方に干渉していく展開を主に描いていくんだけど、川俣本人の変化やそれに伴う行動によって小菅が変わっていく部分も凄く滑らかに描いているわ。

セリフ・コマ割り・描写、どれもが完成度が高く、キャラクターの心情が伝わってくる。

作品全体を通して感じたのは絵が儚さもあってキレイなんだけど・・・。

白と黒しかないのよね。

言ってる意味わからんと思うけど、1ページでも読んだらアタシが言いたい事すぐ分かると思うわ。

ここねー・・・正直ねー・・・

 

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目立った短所

抱きしめている構図がちょっとおかしい。

ここはどうでもいいか。

足を引っ張ってしまっている要素はやはり

泣いているシーン・恥ずかしがっているシーン

この2つのクオリティだけ著しく低いっていう所ね。

ここさえなんとかなってれば、アタシは名作になるんじゃないかとも思える程なんだけどなあ・・・。

泣いているシーンは目から水みたいのが出ているだけ。

恥ずかしがっているシーンは顔に斜線引いただけ。

そんな印象しか与えて来ないのよね。

薄っぺらいのよ。

この2つはちょっと擁護できないわ。

淡々と振舞いつつ内側に秘めた感情があるっていうのを伝えられるのに、表に出た感情が伝えられないって・・・。

普通逆じゃないの?

内側伝える方が難しいと思うの。

発展

ない。全然ない。

まあでも仕方ないかなこの作品も・・・。

だって、物語の進行上この部分の描写あったら尻が軽いにも程があるもの。

まとめ

純愛が取り巻く痛みや葛藤を描いた作品。

そういった重みのあるテーマが好きな方は好きな作品ね。

発展シーンはないからそこだけ要注意ってとこかしら。

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