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【感想】『ギヴン1/キヅナツキ先生』―繋がり始めた人と人の序奏

ギヴン(1)

ギヴン(1)

その人がある日突然世界からいなくなったら、何て言います?

こんにちは、氷太よ。

今日はキヅナツキ先生

『ギヴン1』

を頂いていくわね。

ザックリというとバンドマンのお話ね。

 

バンドマンねえ・・・・。

 

う~ん・・・・・・・・。

 

 

 

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アタシ高校生の時「BECK」超読んでたしね!

BECK皆は知らないかなあ・・・・。

ベースの平クンが超好きだったのよね。

バンドマンってさ、部活みたいなイメージあるわよね。

団結力とか仲間意識ってのが凄くあって、時にぶつかり合う事もあるんだろうけども正に青春って感じじゃない?

今思うとさ、やっておけばよかったなあって思うわけよ。

氷太はエレクトーンしてたからキーボードならできるんじゃないかっていう反吐が出るくらい甘い意識を当時持ってたんだけどお声はかからなかったわね。

 

あ・・・アタシの人格のせいじゃないわよ!?

単に周りでバンドマンがいなかっただけよ!!

 

この漫画はそんな誰もが憧れるような人間模様が描かれた「青春」が詰め込まれた物語になってるわ。

あらすじ

ギターは弾けるが冷めてる高校生・上ノ山(うえのやま)が、
壊れたギターを抱えた真冬(まふゆ)に出会う。
嫌々ギターを教え始めるが、偶然聞いた真冬の歌声に撃ち抜かれ……!

こんな感じね。

あのね、あらすじだけ見ると「BECK」のパクリじゃねーかって声挙がるかもしれないけど、読み進めていくと全然既視感ないから安心して頂戴。

まだ1巻だからさすがに完全にバンドしてるって事はないわね。

一応インストバンドとして機能はしているって程度かしら。

この真冬の出会いによって、このバンドの物語が始まっていく、正に序章の部分を描いているわ。

 

しっかし実際にバンドを組む際にヴォーカルってどんな感じで選定するのかね?

普通はヴォーカルが居て他のメンバーを探すのかしら?

それともヴォーカル以外が揃ってて、何か直感を感じた人をヴォーカルに勧誘するものなのかしら?

うーん・・・ここアタシ分からないわ。

高校時代周りでバンドしている子も居なければ、ホモでバンドやってる子と出合った事もないんだもの。

「NANA」では確か、ぶっちゃけヴォーカルとして魅力を感じたわけじゃなくって外見が良かったからナナを選んだんだっけ?

ああ・・・もう手元にないから読み返せないわ。

アタシの愛するノブの自室のシーンよ確か(誰も聞いてない

登場人物

ギヴン(1)

 

上ノ山(表紙右下)

結構冷めてるギター担当の高校生。

小学生の頃からギターを始め、今ではかなりの腕前。

しかし故にギターへの情熱も少し失ってしまっている。

真冬(表紙左下)

ギターを始めたばかりの上ノ山の同級生。

典型的な不思議ちゃんキャラ。

と思いきや何か過去にトラウマのような出来事があった模様。

梶(表紙右上)

ドラム担当、顔が怖い。

上ノ山のお姉ちゃんと付き合ってるのか付き合ってないか微妙な関係。

このバンド内では2番目の年長者だが一番お兄さんっぽいキャラ。

うーんカッコイイ・・・。ちょっと抱かれてくるわすまんな。

春樹(表紙左上)

ベース担当、一番の年長者。

ふわっとしてて朗らかなタイプ。

チームプレイにおいて絶対に必要な性格を持った人材。

キミ・・・梶くんの事ひょっとして・・・・。

感想

各キャラクターが個性があって、それでいてアクがないので単純に好感が持つ事が出来てそれぞれについつい感情移入してしまう。

個人的には春樹に特に感情移入しちゃうかな~・・。

アタシね、今までなかったのよ。

今だに「こっちが受けでこっちが攻めであって欲しい」っていう願望は全く理解不能なんだけど、この人とこの人CPにならないかな~っていう願望が初めて理解できたわ。

 

そして今作、色々なキャラクターが登場するから至る所で男同士の日常的な会話が描かれるんだけど、基本的にキヅナツキ先生の作品って会話のノリがアタシには「青の祓魔師」に似てるなーと思うのよね。

「青の祓魔師」って女性には分からないかもしれないけど結構男同士の会話の部分、意識しすぎてて男目線からすると違和感を感じるのよね。

いつの時代の男同士の会話だよ・・・ってなっちゃうの。

キャラクターが喋ってるんじゃなくって作家が喋らせてるような感じがしちゃうのよ。

いや実際そうなんだけど、日常会話の部分が活き活きとしてないのよね。

逆に女性同士の会話は琴線に触るようなものがあって素晴らしいと思うんだけど。

この「ギヴン」ではそんなノリでもあるのはあるんだけど、違和感を感じさせるようなものは全くなかったし、「雪村先生とケイくん」のようなウザさを感じさせる会話内容でもなかったわね。

単純にコミカルで面白く、キヅナツキ先生の技術の進歩を凄く感じたわ。

「リンクス」ではこんなノリ、極一部しかなかったしね。

 

物語としては、バンドとして体を成す序章の部分に過ぎないからまだドラマが始っていくわけではないものの、例えば真冬の過去の出来事の伏線だったりとか、梶クンがいかにかっこいい人なのかとか、上ノ山の変化だったりとか、春樹の思わせぶりな態度だったりとか、梶クンがいかにかっこいいかとか。

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まあ結局何が言いたいかというと、コンテンツとしてまだまだ限定的な部分しか見せてない状態でこれほど面白いなら、今後凄く期待できるんじゃないかっていう希望を持てる漫画であったという事ね。

だってぶっちゃけ今回何を物語として描いているかって言ったら各キャラクターに解説に過ぎないわけなのよ。

まだ何かしらBがLしている要素があったりするわけでもなく、かといってヒューマンドラマが描かれているわけじゃないのよ。

完全に各キャラクターの部分で勝負しているお話なのよね。

ここにこれだけ魅力があるならば、これから肉付けしていくであろうお話が面白くないわけないのよ。

短所

う~ん・・・特に見当たらないわね・・・。

発展

全く無い。

これからこれから!

焦らしてるのよきっと!!

まとめ

バンドやってる人からすればどういう風に見えるかはわからないけども、一般人からすれば女性でも男性でも「めっちゃ面白い」と思えるクオリティ。

今作の内容、ぶっちゃけ青年誌の内容だわ。

これBLに抵抗ある人でも全然読めちゃうと思う。

青春色が強いから、そこが好きじゃない人は肌に合わないかも。

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