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ホモがBL漫画を斬るわよ!

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【感想】『ギヴン2/キヅナツキ先生』―形を持ち始めた伝えるべき主題―

ギヴン(2)

ギヴン(2)

こころは弦に似ていて緩く張ったままじゃ音は鳴らなくて―

こんにちは、氷太よ。

何を頂くのか予想付いてたでしょう?

今日は引き続きキヅナツキ先生

『ギヴン2』

を頂いていくわね。

それにしてもギヴンってなんなのかしら?

英語のGivenなのかしら?

 

前回の感想記事はこちら 

はい、アタシは名作とレビューさせて頂いたわ。

要約すると、持ち味は絵の上手さは勿論なんだけど、個性豊かでありながら感情移入しやすい各キャラクターが最大の武器である、という事を結論付けたわね。

「いちいち見んのダルイ、3行で物語教えて」

っていう人も居るだろうから海のような広い心で書き記すと

 

ギター初心者の子と知り合うたやで。

お前ヴォーカルの才能あるやんけ。

次のライブで歌ってみてや。あ、歌詞よろww

 

こんな感じね。

これ、キヅナツキ先生のファンからクレーム来るかしら・・・・。

か・・・勘違いしないでよね・・!!

バカにしてるつもりはサラサラないわよ!?

的を得てるでしょう!?

 

ここで誰トクな氷太の勝手な考察してもいいかしら?

このギヴンって続刊物なんだけど、アタシ的に予想すると4巻で終わると思うのよ。

この2巻を読み終えた感想なんだけど、なんていうのかしらね・・・。

物語の展開がまさに起承転結っていうか・・・。

音楽をテーマとしてる部分を考えても第四楽章に通じてるような気がするの。

序奏・主題・展開部・終結部だったかしら?

1巻はまさに序奏だったんだけど、この2巻では「そもそも何を伝えたいのか」が明らかになったものだったのよね。

そしてようやく恋愛に関してようやく描写し始めた所なの。

・・・これ当たったら褒め称えてくれないかしら?

え?外れたら?

 

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ってやんなさいよ!!

好きにしなさいよ!!

あの・・でも・・お手柔らかにお願いします(小声

あらすじ

初ライブが近づくが真冬の歌詞は出来上がらない。緊張感が高まる中、ライブの本番直前、真冬のギターの弦が切れ……!?

こんな感じね。

いやびっくりよアタシも。

あらすじこんなアッサリとしてんの始めて見たわ。

出版社やる気出しなさいよと言いたい所だけども、これ以上書けないのよね。

これ以上は確かに重要なネタバレ要素があるのよねー・・・。

ぶっちゃけこの2巻で何をしてるかって、真冬に託した歌詞が完成しない理由・そんな中行われるライブ。

このほとんどのシェアを占めてるのはこの2つなんだけどここが山場。

あとは伏線めいた恋愛模様と明らかになった恋愛模様がすこーし描かれてるって感じかしらね。

これが今後の山場になっていくはずなのよ。

 

・・・・。

 

 

これやっぱ4巻じゃ終わらねーわきっと。

登場人物

ギヴン(2)

 

上ノ山(表紙最右)

結構冷めてるギター担当の高校生。

小学生の頃からギターを始め、今ではかなりの腕前。

しかし故にギターへの情熱も少し失ってしまっている。

*2巻目である理由によりスランプ気味。

真冬(表紙左2)

ギターを始めたばかりの上ノ山の同級生。

典型的な不思議ちゃんキャラ。

と思いきや何か過去にトラウマのような出来事があった模様。

*過去の出来事が明らかに。結構・・いやかなり重いなコレは。

梶(表紙右2)

ドラム担当、顔が怖い。

上ノ山のお姉ちゃんと付き合ってるのか付き合ってないか微妙な関係。

このバンド内では2番目の年長者だが一番お兄さんっぽいキャラ。

うーんカッコイイ・・・。ちょっと抱かれてくるわすまんな。

*まさかの新事実、過去の恋愛でホ・・・ゲフンゲフン!抱いて☆

春樹(表紙最左)

ベース担当、一番の年長者。

ふわっとしてて朗らかなタイプ。

チームプレイにおいて絶対に必要な性格を持った人材。

キミ・・・梶くんの事ひょっとして・・・・。

*キミは、2巻入ってもブレないねー!!

感想

物語は伏線を回収しつつ、また伏線を張っていくスタイル。

この2巻目で回収される伏線は

真冬の過去に何があったのか

真冬が創り上げた歌詞の内容

上ノ山の出した答え

こんな所かしらね。

新しい伏線は

真冬の幼馴染の心境

梶の恋の行方

春樹の恋愛模様(これは伏線でもないかな・・・

 

そして今回は心理描写がこれでもかというくらいに盛り込まれてるわ。

そして1巻とは打って変わって爽やかな青春漫画からより心の奥底にある渇望を描く、ちょっと大人な要素になってるわね。

とは言っても多少コミカルな要素はあるけども。

そしてやっぱり絵がキレイ。

短所

1巻で登場した真冬の幼馴染が結構出てくるんだけど、この子の言いたい事がもう伏線とかそんなんじゃなく遠まわしな言い様で何がしたくて何を主張したいのか分からない。

申し訳ないけど、アタシには物語上に必要不可欠とは決して思えない単にこじらせてる情緒不安定な存在としか感想を抱けなかったわ。

いきなり出てきて「誰でもいいから許されたい」って・・・

 

ああ・・・そうですか・・・。(何だコイツ

 

ってなっちゃってこの漫画とアタシの距離がちょっとココで離れたわね。

この子の抱えているモノが不透明過ぎて全く重みが伝わってこねーわよ・・・。

 

あともう1つ。

ライブシーンに関する事なんだけど、ナレーションというかモノローグかな。

めちゃくちゃ挿入されてるから世界観に入れない。

混在する感情をバンドという描写と、モノローグによるセリフで補完しようとしているんだろうけどもうコレ逆だわ。

メインがモノローグで、ライブシーンは完全に裏方になってしまっているのよ。

真冬が抱えてきた感情を言葉に置き換えるのが難しいっていうのは分かるのよ。

たどたどしさも伝わってはくるのよ。

でもねー、言葉に置き換えるっていうのは論理に基づくものでしょう?

とてもこのモノローグ内のセリフは論理的ではなくって作家さんが設定上に創り上げた単なるポエムにしか見えないのよ。

ここ凄く残念。

ここがアタシ的に1番の評価の落とし所ね・・・。

個人的な意見に過ぎないけども、言葉を選びに選び抜いて最小限に絞り留めておくべきだったんじゃないかなと思うのよ。

ライブとモノローグがケンカしちゃってるわこれじゃ。

1-1=0なのよ。

結局何も印象に残らなかったわ。

発展

ないわ・・ないわよ・・・。

けど次巻にはある気がするわ・・・!!

まとめ

この2巻の物語の山場の部分が足を引っ張っており、1巻に比べて失速してしまった事は否めないわ。

1巻を面白いと思えなかった人はちょっとまだ止めておいた方が良いかもしれない。

3巻の内容次第かと思うわ。

この2巻で盛り返す事は無いと思うから。

1巻で面白いと感じた人はこの2巻を読んでも面白いと思うはず。

上記で挙げた短所以外はすこぶる優秀なのは確かよ。

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