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ホモがBL漫画を斬るわよ!

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【感想】『いつもあなたの事ばかり/阿部あかね先生』―愛する人にだけ見せる顔―

いつもあなたの事ばかり

いつもあなたの事ばかり

お前を守るのは俺の役目だからな――

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こんにちは、氷太です。

今日は阿部あかね先生

『いつもあなたの事ばかり』

を頂いていくわね。

もうはっきりと、できる限り上品に言わせてもらうと

 

クッソ良かったよ!!

 

いやあ~・・・お見事としか言えないわ。

こんなにも男らしさと可愛らしさを兼ね備えたキャラクター見た事ないもん。

このお話は前にレビューした

『好きというのになぜかしら』

の続編になるわ。

恒例の『読むのメンドイ三行で』さんのために大まかなあらすじを言うと

・「お前なんでそんな素直じゃないねん。」

・「お前こそいつも大事な時に大事な事言わへんやんけ。」

・「・・・だけどそんなお前が大好きやで!」(。+・`ω・´)キリッ

 

 

・・・・・。

 

 

・・・・アタシこれ「あかね教」の信者にぶん殴られるかもしれないわね。

 

なんじゃこの3行説明・・・。

陳腐すぎるだろ・・・・!!

ただ自分で自分を擁護するわけじゃないけど、あながち間違っているとは言えないわ!

物語のドラマ性を無視して「事象」のみを捉えると、こうなるもの!

だから、アタシ・・・。

やられる前にやるわ!!(錯乱

 

まあ今回の漫画は現実世界の恋愛中盤によくある、「お前本当に俺の事好きなのかよ!?」現象を乗り越え、愛を確固たる物にした2人に訪れる新たな出来事と、ほのぼのとする可愛らしい日常が盛り込まれているわ。

あらすじ

好きだよ
死ぬまで愛してやるよ

ツンデレシェフの由一(ゆいち)はレストランオーナーの武久(たけひさ)と幸せ同棲中。
ある日、蒼佑(そうすけ)という青年が由一に近づいてきて、
二人が恋人同士だとバラされたくなければ言うことを聞けと脅しはじめる。
武久に余計な心配をさせたくない由一は、黙って一人で解決しようとするが……!?

「好きというのになぜかしら」の武久×由一の、
嘘も飾りもない、本気のハートがぶつかりあう大人の恋!

こんな感じね。

前作は大人の余裕を見せつけようとする部分だとか、駆け引きの部分とかがあって面白いんだけど、あまりの武久の余裕っぷりに

「お前、それ江戸川コナンが相手でも同じ事できんの?」

とツッコミを入れてしまったくらいよ。

 

そもそも氷太はB型で猪突猛進、直球でぶつかるタイプの人間だからそもそもあまり恋愛における駆け引きって好きじゃないのよね。(サスペンスの駆け引きは大好き)

だから、あらすじにもある通り嘘も飾りもない気持ちをぶつける部分が力強く、多く描かれている今作の方が好きね。

この力強さと、力強さが強調されているからこそ生まれる可愛らしさのギャップ。

これこそがこの作品の最大級の武器になっているわね。

登場人物 

いつもあなたの事ばかり

 

由一(表紙上)×受け

傍若無人な料理人、だがガチでカッコ良い可愛い・・・!!

前作と比べて、オラつき具合が半端なく上がってる。

受けなんだけども、男の中の男で旦那さんって感じ。受けだけれども。

由一の鎖骨に飲み物注いで飲み干したいよ(狂気

武久(表紙下)×攻め

由一が働いている店のオーナーであり、唯一由一を手懐けられる人。

大人の品格・余裕が漂い過ぎて、前作ではどこか人間離れしたような部分があった。

今回過去や弱い部分が描かれるためより身近な存在に感じるようになっている。

感想

ストーリー・キャラクター・絵

物語の構成は大まかに分けて4つなるわ。

1章:それぞれのやり方でお互いを守る(2人共かっこいい

2章:日常(2人とも可愛い

3章:由一が武久を守り抜く(由一かっこ良すぎて鼻血出た

その後の書き下ろし(由一かっこ良すぎて脳震盪起こした

 

今回何がどう前作を上回ったのかを明確にしておくと、やはり2人が見せるギャップにより物語がよりシリアスに、より面白く、そしてより胸キュンするってとこかしらね。

もう言ってしまっているけども、由一のバシっと決めるかっこよさと、武久にだけ見せる独占欲からの嫉妬と従順な可愛らしさ。

武久の冷酷な部分と柔らかく包み込むような愛と人間らしい弱さ。

ここを特にクローズアップした内容になっているから、前作を遥かに超えて感情移入してしまう。

 

ほんでこの日常をシリアスなお話とシリアスなお話の間に挟んでいるって部分も、これ大成功を収めた秘訣だと思うわ。

この日常のお話に由一の可愛らしい嫉妬が描かれているんだけど、ここがあったからこそ第3章の武久を何がなんでも守ろうとする愛の強さがもの凄く形を持って伝わってくるし、武久も守られている事に改めてこれ以上無い幸せを感じているのも伝わってくる。

 

いや~・・・これ何回も読んじゃうわ。

 

物語の序盤は新しい登場人物が謎過ぎて

あれ?これ本当に続編?

購入した漫画間違えたかしら?

と思うくらいサスペンスな要素があって違和感はなくもなかったんだけど、物語を総じて採点すると限りなく100点に近いクオリティを持った漫画だったわね!

短所

特にないわね。

ちょっと由一の他のキャラに対するオラつき具合が度を越えているんじゃねーかと思ってたけど、ちゃんと制裁されててその後にその制裁が活かされてたのでこれで良かったと思います!

発展

うーんかなりあるねえ・・・!

最後の最後で、このカップルは由一が旦那で武久が女房なんだなって思わせるようなシーンがあるわ。

そしてそれが書き下ろしのお話に繋がると。

ここ、長年一人身のアタシの目にはちょっと染みたけど大変良かったわ(←ただの嫉妬

 

まとめ

何を持って愛を愛と呼べるものなのか?

それを大きく考えさせてくれた漫画ね!

そのドラマ性に加えてこれだけ表情豊かでコミカルな要素も盛り込まれてたらオススメ程度では収まらない作品。

「揺らがない愛」を堪能したい人、絶対読んで見て!

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