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【感想】『坊主と蜘蛛/ハジ先生』―纏わり付く因果の糸―

坊主と蜘蛛【おまけ付きRenta!限定版】

坊主と蜘蛛【おまけ付きRenta!限定版】

こいつはいつまで俺にくっついているつもりなんだろう――

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こんにちは、氷太よ。

今日はハジ先生

『坊主と蜘蛛』

を頂いていくわね。

見ての通り、お坊さんと蜘蛛の妖怪?精霊?なのかな。

そんな2人のお話よ。

この漫画、正直ずっと気にはなっていたんだけど・・・。

アタシ動物とか生き物基本的に好きなんだけど、「蜘蛛」だけどうしてもダメなのよね。

 

 

あれはそう、もう20年近く前の話になるわ・・・(遠い目

注:氷太の回想が始まるので皆さんスクロール・フリックして飛ばしてください。

 

小学校低学年の夏休み、ラジオ体操の終えて帰宅した際に庭先で髪の毛に蜘蛛の巣がかかったの。

でもアタシの生まれはド☆田舎だからそんなのは珍しくなかったんだけどその日は何かが違ったわ。

頭の上をモサモサと這い蹲るような感触があったの。

その時のアタシは正に純真純朴な少年で、見た目は少女と間違えられる事もあるくらいで・・・え?このくだりはいらない?あらそう・・・。

そんでそのそのモサモサを手にとって見てみたら

 

もんの凄い巨大なジョロウグモだったのよね。

ギガントモンスターじゃねーかってくらい巨大だったのよ。

黒と黄色の模様に赤い部分があって、ワシャワシャ足を動かしているあの様子は・・・。

もうそれが原因で鳥肌が立つくらいの恐怖を感じるようになってしまったのよ。 

その時は驚きのあまり、しりもちついちゃって愛犬が飛ぶように走りこんできてペロペロと必死にアタシを舐めてくれたっけ・・・。

愛犬の優しさと、暖かさと、獣臭さを今でも覚えているわ。

何でシャンプーしてあげなかったのかしら・・・・。 

 

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あらすじ

俺には、厄介な蜘蛛が憑いてる

坊主の宗玄は、懐かれ情を交わした蜘蛛の妖怪と旅をしている。
人ならざる彼と得られる快楽が、手放しがたかったのだ。
そもそも、宗玄は妖怪の類を恐ろしいと思わない。
むしろ人間の方が、残酷で恐ろしい。
だからいつの間にか、蜘蛛の裏表のない一途な独占欲を好ましく思い始めていた。
人間である自分が死んだ後の、蜘蛛の行く末が心配だったけれど……。

こんな感じね。

少年サンデーあたりに掲載されてそうなファンタジーな物語と絵柄よね。

「うしおととら」に近いものを感じる。

 

この本の中ではどういった経緯で出会い、旅をする事になったのかは微かにしか描かれていないわねえ・・・。

そして、最終的に何を求めて旅をしているのかも現段階では不明。

結構初めからイチャイチャしてる所から物語は始まるの。

ただかなり一方通行な間柄であったのが段々と比率を変えていく。

そういった恋愛要素とファンタジーならではの特殊な設定がこの漫画の魅力ね。

*読み終わった後、続編あるのか気になって調べてみたら一応同人として発刊はされてるみたい!!

登場人物

宗玄(表紙左)×受け

僧侶として正式な修行を受けたわけではない坊主。

出生に特別な事情があり、普通使うことが難しい能力を扱える。

受けでありながら限りなく旦那さん。

イケメンで艶っぽいし、オラネコの鏡っぷりがパナイっす!!

蜘蛛(表紙右)×攻め

名前の無い存在だが、宗玄により作中名前が与えられる。

無邪気で一途な性格で、普段見た目は人間だが蜘蛛としての能力を活用する事ができる。

蜘蛛の生態上、(種族を問わず)メスに怯えている節がある。

*蜘蛛のメスはオスを食べてしまう事がある

感想

2人の恋愛要素を抜いた間柄は西遊記の三蔵法師と悟空のよう。

おっと!峰倉かずや先生の最遊記だけは除外してくれたまえ!

主と従者、まさにそんな関係ね。

そんな設定もさる事ながら能力を活かしたバトルシーンもあったり、まるでゲームの世界のような魅力溢れるキャラクターが出てきたり、ファンタジーの部分も申し分ないわ!

そこに恋愛要素が入るんだけど、まさかの亭主が従者であるこの蜘蛛で女房が主であるこの坊主っていう部分が良いわ~。

 

BLの部分もかなり濃厚よ。

基本的に初めからもう相手の気持ちが受け入れているような関係から始まるから、相手に気持ちを伝える事に関する葛藤は描かれる事はないわ。

それに取って代わるのはファンタジー要素である自分の事情に関する苦悩になるの。

 

ただ勿論特有の恋愛要素はあるわよ。

旅を重ねていくうちに、段々と相手へ抱く感情の距離に変化が生まれていくわけね。

元々2人共自分の事さえ良く分かっていない異質な存在であるために、信じられない部分というか、気を許していない部分というか、相手をよく知らない事への畏怖があったわけなのよ。

でも段々と唯一無二の存在へと変わり、お互いの孤独を埋めあうような形で救われる、ここの変化の描写がファンタジー抜きにして本当に良かったわね。

 

そしてもう1つ、この漫画は「和」テイストであるということ。

蜘蛛に関しては序盤はマントっていうかローブみたいなのを着用しているんだけど、宗玄は袈裟と着物を着用するの。

っていうか登場人物皆どこかしら和の要素持ち合わせているのよね。

この宗玄の着物姿とかやばいわよ。

男らしいのに受けとかホント大和撫子男児よ。

 

発展

もうめっちゃくちゃあるわ!!

もうすっげー良い!

この動画に通ずる艶かしさがあるわ!

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 「もう・・・後で・・!」

って声が聞こえてくるアタシはおかしいですかそうですか。

 

正直読む前まではそんなにこの要素に関しては期待していなかったのよね。

絵柄も絵柄だし。少年誌っぽいじゃん。

アタシおバカさんだったわ。

罵って欲しい、凄くきったない言葉で罵って欲しい!

違うのよ!この絵柄だからこんなにも色気が漂っているのよね!

多少描写がワンパな部分あるけど全然気にならないわ。

もう・・・正直に赤裸々に言わせてもらうと

 

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まとめ

ファンタジー好き・少年誌好き・オラネコが好き・ワンコキャラが好き。

どれかが当てはまった時点で速攻読んで貰いたい漫画。

個人的にファンタジー物のBL漫画の中ではぶっちぎりでNO.1の漫画になったわ!

全体で考えても上位に入る漫画!

続編はよ!はよおおおおお!!

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今回の漫画

 

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