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ホモがBL漫画を斬るわよ!

独特の視点でBL漫画の感想を述べていく唯一無二のレビューコンテンツ

【感想】『魔法青年西田くん/三鷹圭先生』―一途な恋が魔力の源―

魔法青年西田くん

魔法青年西田くん

こんな時・・・魔法が使えたら・・・――

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こんにちは、氷太よ。

今日は三鷹圭先生

『魔法青年西田くん』

を頂いていくわね。

正直ね、覚悟はしてたわ。

とんでもなく駄作の可能性があるんじゃないかって。

もうだって表紙見てよ。

なんでセーラー服なの?

それよりも魔法使いの人、手に何持ってるの?

 

ちょっとヤバイ気配するでしょ?

躊躇っちゃうでしょ?

「マネーの虎」並みに決断に迷うでしょ?

 

・・・結論から言うと

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あらすじ

「モホーモモホーホ(呪文)セーラー服よ脱げちゃえ~!」

ある日、俺が目覚めると見知らぬ変態に添い寝されていた………。

突然現れたこの男…西田憲一(にしだけんいち)は、自分が“魔法使い”だと言いきった。

「巌流島猛士(がんりゅうじまたけし)さん、あなたに魔法を教えにきました」というコイツを信じろっていうのか!?

魔法の力で無理矢理セーラー服を着せられ…。

だけど、西田の熱意にほだされちまった時から波乱の同居生活が始まった!

ヘンタイ美青年×お人好し教師のときめきハイパーラブコメディ……!

 

こんな感じの物語ね。

うん。

こうやって改めて見ると――

 

本当にオススメしていいのか分からなくなってくる。

ハイパーフルボッコされそうな予感がするの。

 

ううん、アタシはアタシの感性を信じなきゃ・・・!

大丈夫なはずよ・・・!!

こういうギャグ漫画が好きじゃないアタシがオススメできるくらいなんだもの!!

登場人物

魔法青年西田くん

 

西田憲一(表紙右)×不明

いつしか魔法が使えるようになった魔法使い。

その魔法はある制約に縛られているが、その制約内であれば効果絶大。

こじらせている猪突猛進タイプ。

巌流島猛士(表紙右)×不明

魔法のステッキの変わりにとんでもないものを利用します。

ノンケの教師で物凄く腕っ節が強い。

何かと暴走しがちな西田を物理攻撃で制御する。

マッチョなのでセーラー服がパッツンパッツン、だがそれがいい。

感想

まずこの漫画、勢いだけで何とかしているギャグ漫画とは一線を画している所が凄い。

話全体的に考えるとやや少女漫画よりかな・・とは思ってしまうけども・・・。

言葉遊びが上手なのよね。

例えばだけど、冒頭で出てくる

 

西田「う~んお母さんあと5分・・・」

 

猛士「誰がお母さんだっ!起きろ!!遅刻するわよっ」

 

 

とかね。 

アタシこういうのに弱いのよww

こんな感じの会話部分に見える細やかで軽快なジョークが突き刺さるくらいに秀逸。

こういうポテンシャルを感じた作品は

彩景でりこ先生の「傷だらけの愛羅武勇」

以来かしらね。

BLじゃなっかなか見れないと思うわ。

それにこの魔法を活かしたギャグもなかなかに冴えてる!

自分を「使い魔」のような小さな状態に変化できるんだけど、その変化した形が絶対に

BL漫画でしか描かれる事のないような形だったり際どかったり。

これ、描いてる作家さん良い意味で頭おかしいと思ったわ。

 

ただ、勿論BLだから恋愛面も描かれていくんだけど全体的に精神年齢のかなり低い展開かなー・・・とは感じた。

勢いが強すぎて苦しくなってしまう部分を僅かながらだけどあったわねえ・・。

まあギャグ漫画だから仕方ないっちゃ仕方ないのかもしれないけども、もういい大人であろう2人が繰り広げる物語なのかなー・・・と素朴な疑問。

あんまりこの部分には期待するべきじゃないわね。

つまらなくはないし、笑えるんだけどめりはりがあんまりないかな。

常に笑わせようとする必要性はないんだし、もうちょっと引き立たせるべきところ作った方がより良い漫画になったんじゃないかと思うの。

 

でもキャラクターに関してはすっげー良い味出してるわ、うん。

後半で出てくるキャラ1人1人も凄く親近感湧くような性格してるしね。

面白いしね。

 

ちなみに発展シーンは一切ないわよ。

まとめ

アタシが今まで読んできたBL漫画の中で「ギャグ漫画」の部類で考えると荒削りながらも最高峰なんじゃないかと思えた漫画

お下劣で勢いに溢れた笑える漫画を探している方にぴったりよ!!

もし1つも笑えなかった人が居たならば、氷太の息子を使い魔としてプレゼントするわ。

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今回の漫画