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【感想】『ハルミと司/北野仁先生』―変われるもの、変われないもの―

ハルミと司【電子限定特典漫画付き】

ハルミと司【電子限定特典漫画付き】

やっぱハルミはさ・・・最高にカッケーよ――

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こんにちは、氷太よ。

今日は北野仁先生

『ハルミと司』

を頂いていくわね。

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しっかしこの漫画ほんとマジで今頻繁にレビューされてるわね。

8月の目玉と感じてたのはアタシだけじゃなかったようね・・・!!

完全に出遅れた所かスタートする気も失いかけてたけど辛うじて息はしているわ!

トドメ刺される前に進むわよ!!はやく!!はやくぅ!!

あらすじ

喧嘩なら最強!
でも、恋は不器用。

面倒見がよくて陽気なハルミと無口で無愛想な司は負け知らずの最強ヤンキーコンビ。
幼い頃、父親からDVを受けて育った司は、幼馴染みのハルミにしか心を開こうとしない。
「オレにはハルミだけでいい…」
子供の頃のまま自分だけを慕う司を守りたいと思う一方、欲望がハルミの中で日に日に大きくなっていき…!?
表題他、愛すべきダメ男たちの一途で不器用な愛5編を同時収録!

こんな感じね。

少年チャンピオンの漫画をBL化させたような、かなりヤンキーしてる子達が物語を繰り広げる事になるわ。

ただ短編集なので表題作のお話もかなり短いわねえ・・・。

ちなみに氷太はシーモアでこの表題作を単話として既に読了済みだったのよね。

あの続きが読めるんや・・!!

って期待してたけど短編集・・・。

後日談が数ページあるとの事なのでただそれだけを期待して買った。

たっけえ買い物だなオイ・・・。

改めて読み直したら物凄いツッコミ所があったわ。

登場人物

ハルミ(表紙左)×攻め

悪名高くとっても強い司の幼馴染。

司の事が大好きで、いつも側にいる。

道具もなしに司に入れれるなんて、ハルミったら小さいのね☆

司(表紙右)×受け

DVの酷い父から守ってくれたハルミにのみ心を開いている。

物静かだが威圧感のあるタイプ。

坊主頭ワシャワシャとシャンプーしてあげたい。

 

感想

恋愛に関するシリアスなシーンの描写が飛びぬけてドラマチックで上手。

とは言ってもそもそもページ数が多くないから必然的にこの部分も少ないわけなんだけど・・・。

後半の司からの、ハルミはどんな存在なのか打ち明ける部分なんかもうこれぞドラマだよなと思わせる破壊力を持っているわ。

ただそれと同時に凄く現実に戻されるような陳腐な描写も挟まれる。

*以下氷太の反応です。

 

司の心情をハルミに伝える一連のシーン

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次のシーン

 

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ここ、下のお話過ぎるから詳しくは説明しないわ。

ナニかとナニかがコツン、グイッとするのよ。

・・・ページ数の関係上仕方なかったのは分かってる。

ただいかんせん、こういう部分が目立つのよね。

ドラマチックな要素との落差が激しくないすかね・・・仁先輩?

凄い盛り上げてくれるんだけど、勝手に自爆していってるようにも見える。

 あれコレ、ギャグ漫画だったかしら・・?

と我に返ってしまう瞬間があるわ。

 

まあ、これはこれで悪くはないんだけどね。

ドラマのようにはうまくいかない、現実味を出す為の良いアクセントとも捉えられる。

こんな方法で発展シーンに結びつくの見た事ないしね。

 

ただここからが、絶対に書いてやろうと思ってた内容になるわ! 

この「コツン」で頭が冷静になった所でまた凄くドラマチックな描写になり物語に酔いしれる事になる・・・んだけども!

そんで発展シーンへ至るまでのやりとりになる重要な部分・・・。

ここ突っ込みを入れざるを得ない。

 

簡単に説明すると

 

司を堤防に押し倒している状態で 

司「なんでこんなトコなんだよ家行こうぜ」

ハ「お前の気持ちが変わったらどうする」

司「変わらねーよ信じろよ」

ハ「司・・・・」

 

っていう感じの青臭くもBLっぽい会話をするんだけど・・・。 

 

 

 

おいいいいい!!待って待って!!

何でそのまま堤防でやるぽよおおおお!?

なんでこの流れで家帰らねーのおおお!?

 

ハルミさんお話聞いてましたかね!?

空気読めないんですかね!?

何が「司・・・・」だよおおおお!!

ここ、絶対帰らなきゃいけねー流れじゃねーの!?

コレ、もはやギャグ漫画だわ!!

もう俺の中でこんな風に脳内再生されたもんね。

 

―TAKE2―

司を堤防に押し倒している状態で

司「なんでこんなトコなんだよ家行こうぜ」

ハ「お前の気持ちが変わったらどうする」

司「変わらねーよ信じろよ」

ハ「司・・・・。だが断る。

 

・・・うん。

これならしっくりくるわね(白目

もうここ購読した人読み返してもらいたい!

「だが断る」をイメージして読んでもらいたい! !

 

こういう粗が見えてしまうんだけど、不思議とそれがこの物語の魅力の1つになってるから不思議。

幼馴染っていう設定だからなのかなあ・・。

それとも高校生の恋愛だからなのかなあ・・。

この凄い良い所と陳腐な所が混ざり混ざって、不完全ながらも凄く結果として面白さを感じさせてくるわ。

どんなやり取りでも結局2人の、可愛くて強い絆みたいなのが見れて結果として満足できたわね。

でもやっぱりもっと長く読みたかったわ。

後日談も上手くまとまっているけれどもページ数が少ないわねえ・・。

あとお話は全く問題なかったけど、司の瞳が澄みきっている事には違和感を拭えないわ。

 

あとちなみに収録されている短編。

オススメできるのが

・幼馴染の高校生の話

・ガテン兄ちゃんの話

この2つは面白かったわね。

特にガテン兄ちゃんの話はこの表題作に劣らないクオリティじゃないかと思うわ。

大人で危うい恋愛模様を充分に醸し出しているもの。

 

まとめ

ヤンキーモノが好きな人には是非見てもらいたい漫画ね。

とにかく、男らしくて可愛らしくて「幼馴染」っていう設定が凄く活きているのよ。

ただ、短編集って事だけは頭に入れておいてね!

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