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ホモがBL漫画を斬るわよ!

独特の視点でBL漫画の感想を述べていく唯一無二のレビューコンテンツ

【感想】『キミがいる深夜2時20分/会川フゥ先生』―過去の遠い約束―

キミがいる深夜2時20分

キミがいる深夜2時20分

男同士で結婚は出来ん――

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こんにちは、氷太よ。

・・・繁忙期過ぎたのに、次のお休みが一週間後ってどういう事なのかしら。

ほんともうこの時期ってやだわあ・・・。

ストレスでアタシの自慢の2ドルのお肌がカッサカサやないかい・・・!!

あーあ・・・。

可愛いホモでも入社して来ねえかなあ・・・。

手取りナニ取り教えてあげるのに・・・。

 

 

今日は会川フゥ先生の 

『キミがいる深夜2時20分』

を頂いていくわね。

表題作とは別に短編が2つ収録されてるんだけど

どれも粒揃いのクオリティよ。

全体的にそんな大層な事が描かれる漫画では決してないんだけど、何ていうか凄く身近なテーマで、テンポ良く進むコミカルな内容になっているわ。

男同士を扱う中で、欠かせないものが詰まってる。

 

この表題作は、世の中の仕組みを理解しているちょっとスレた社会人と、従順で猪突猛進なワンコ系男子の組み合わせね。

ここもよくある組み合わせ。

でも当たり前よね、ワンコ系男子×2の話って全然物語にならなさそうだもの。

相反する要素を持つ相手が居てこそワンコ要素が際立つってもんよ。

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あらすじ

幼いころ、家が近所でよく遊んでいたいっちゃん(26)と伴太郎(18)は高校教師とその生徒として14年ぶりに再会した。

昔は女の子のように可愛く、「いっちゃんとけっこんする」と駄々をこねていた伴太郎はバリバリの体育会系に成長。

が、しかし――図体はでかくなっても、伴太郎は昔と同じようにいっちゃんに迫ってきた!!

全力で好きだとアピールしてくる伴太郎に、いっちゃんの気苦労の日々がはじまって――!?

こんな感じね。

どこらへんがバリバリの体育会系なのかは分からなかったけど、 全力でアピールしてくるこのワンコ男子と、上手く避けようとする教師のやりとりが見所。

それにしても、26歳と18歳の恋愛かあ・・・。

8歳も違うのねこの子達。

アタシも今片思いしている相手ってそれくらい離れてるのよね。

あ、向こうが年上ね。

つまり四捨五入すると、相手は40歳になるお年頃。

なのにホモの世界って恐ろしいものよ・・・。

全然20代半ばに見えるもんね。

そういう良い意味でのバケモノがいるのよ。

勿論この世全ての汚物を取り込んだような別の意味でのバケモノもいるけども・・・。

 

でもさ、よく言うじゃない?

恋愛に歳の差って関係ないってさ。

確かに恋に落ちる瞬間は関係ないと思うんだけど、継続していこうと思うと努力が必要になるものではあるなとアタシは思うのよ。

アタシこの前大阪に行って、その片思いしている元彼と遊んできたって記事にしたじゃない?

この記事よ。

基本的にはホモバーってカラオケがあるんだけど、元カレに

「ちあきなおみ一緒に歌わへん?」

って言われたのよ。

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皆分かる!?

アタシ帰ってから調べたんだけど、1970年くらいの大物歌手みたいなのよ。

大物とは言えど、知るわけなくね!?

俺生まれてないんだもの。

ってかオメーも生まれてねえだろうが!!

ほんっと古いホモって昭和の歌謡曲異常に好きなのよね。

 

・・・まあ話がかなり長くなったけど、歳の差があるとどうしたって自分達を取り巻いてきた環境が違うから、自分にとっての当たり前が通用しないって事を言いたかったわけ。

そしてこの漫画では気苦労に過ぎなかった物が、大事なものに変わっていくっていう変化を描いていく事になるわ。

 

登場人物

キミがいる深夜2時20分

 

いっちゃん(表紙左)×不明

伴の通う高校の教師。

初めは伴の一途な気持ちに対して、後ろめたい気持ちを抱く。

ぶっちゃけコイツはこの物語で何もしていないお姫様ポジション

伴(表紙右)×不明

幼い頃からずっといっちゃんの事が好き。

結婚できる年齢である18歳になるのを待っていた。

王子様ポジションつーか、もはや騎士様やでえ・・・カッコイイ。

 

感想

たまーに「金色のガッシュ」で有名な雷句誠先生を思わせるような絵が出てくるんだけど、何か思い入れでもあるのかしら・・・?

基本的に絵は全然似てないんだけど、デフォルメされた絵が時折そっくりだから意図的にしてるんだとは思うの。

 

基本的にこの表題作は、伴による押して押して、引くと見せかけてまた押すっていうスタンス対し、いっちゃんが抵抗したり受け止めたりするってのが大幅な部分ね。

これねー・・すごいと思うのよ。

だって普通、飽きるでしょ。

読んでる途中で「本ブン投げてえ!!」ってなるでしょ?

それがないのよねえ・・・。

愛で包まれたお話だからなのかしらね。

暖かくなるのよ。

そもそもこの2人はホモなんだろうから、ノンケがその垣根を越える過程での葛藤とかもないしね。

違和感とかイラっとさせるような部分も勿論ないわ。

純粋に、一生懸命な告白を楽しめる。

 

ただ、個人的にはこの表題作よりも短編の方が楽しめたわね。

その名も

「モウソウオトコ」

って作品よ。

 

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   詳しく聞かせて貰おうか!!

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って感じでしょう・・・?

この「モウソウオトコ」、ただカフェで観察するだけっていうある意味画期的な作品よ。

まあ最後には視線に気付かれるんだけど・・・。

たった15ページ程度なのに、こんなに心掴まれるなんて・・・!!

コメディのレベルが高すぎるわ。

 

まとめ

圧巻のストーリー・・・では決してないものの、地に足ついてしっかりとBLしている漫画ね。

特に初心者にオススメしたいわ!

発展シーンがないから、玄人はダメかもしれないけども初心者は絶対に楽しめる!!

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