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【感想】『雷神とリーマンニ/RENA先生』―誓いと約束―

雷神とリーマン二【電子限定かきおろし付】

雷神とリーマン二【電子限定かきおろし付】

だから今言葉にしておきたい――

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こんばんは、氷太よ。

今日はRENA先生

『雷神とリーマン 二』

を頂いていくわね。

やっぱりガチでよかったわ・・・。

何度読み直しても涙出る・・・。

魂揺さぶられまくりよ!!

ちなみに以下が氷太の初見の反応です。

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そう!そうなのよ!

この2巻では雷の神様、1巻に比べてかなりアクティブに行動していくわ。

もう引きこもりとは誰にも言わせないぞ!っていう強い決意すら感じさせる程。

前作の1巻の内容は人間になりたいと願った雷の神様「雷遊」と、生きている事に意味を見出せない人間「オオムラ」による、お互いを見つめ認め合うような暖かさに満ちたお話だったわね。


今作ではそこから1歩も2歩も先に進んだ

自分をさらけ出し、支え合うようなお話

になっているわ。

人生とは、大切なものとは、今一度考えさせられるようなこの漫画・この作家さんにしか描けない要素は健在

前作ではどっちかと言うと、神様である雷遊の方がカッコイイ見せ場が多かったけども今回は人間のオオムラの方に見せ場が多くある。

ここも、この物語を語って行く上で重要な部分になるのよ。

 

しっかし高校生か・・・・。

けしからんな。(性的な意味で

多分レビュー記事読んでる人は分かると思うんだけど、氷太って高校生の物語をレビューする時テンション著しく高くなるのよね。

アタシの中であるのよねえ・・・。

4大BL萌えポイントっていうのがさ。

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*正解は高校生・ヤンキー・ワンコ・人外です。

あらすじ 

雷神との共同生活も日常となった大村。
「俺は生涯かかってもお前を人間にする」――

大村は雷遊との約束を果たすため、親戚である利久のもとを訪ねる。
利久の助力により未知なる高校生活を体験することになった雷遊は…?
初めての友人、大村との生活で生まれる感情、
あらゆるものを糧として雷神様は今日もゆきます!!

こんな感じね。

まあ完全に高校生活を追体験するわけではないわ。

だって戸籍がないんだもん。

授業を受けたり部活をしたりって事はないんだけど、それ以外の部分で人間関係ってものをより理解していくのよ。

アタシこれ何で高校に行くってしたのかな?って思ったのよね。

だってこの展開斜め上過ぎない?

一歩間違えなくても不法侵入なんだもの。

でも読んで行く内に分かってくるわ。

この思春期の子達とでしか学べないものってあるものね。

中には決してオオムラとだけでは学べないものもあるの。

 

物語の流れをザックリ説明すると、メインは雷遊とオオムラのやりとりになってくるわけなんだけど

高校生活→学んだものを報告する→学んだものを一緒に共有する

こんな展開になっているかな。

登場人物 

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雷遊(表紙右)×不明

超チートスペックを持つ雷の神様。

神様らしい不遜な態度だが、オオムラには従順。

段々と人間の事が分かってきた一方で、その反動が今作では描かれる。

オオムラ(表紙左)×不明

ブラック企業に勤めるリーマン。

雷遊の事が好きだが、あえて一歩踏み込む事はせずにいる。

前作と比べ、性格が丸くなり非常に穏やかで懐の深い人になっている。

感想

序盤の序盤、高校に行って新しいキャラクターと初めて触れ合う部分は不協和音のようなものを感じたわ。

ただちょっとここは仕方なかったのかなあ・・・とも思える。

新しいキャラクターを立てつつ、高校生活を始めたばかりの雷遊にも焦点を当て続けるってのはちょっと難しかったんじゃないかしら・・・。

とはいえここは切り離せない部分なのよね。

ここがあったからこそオオムラに

「好きだと下半身が変化するのだろう?見せろ、手に取って見たい」

っていう文字通り神のような展開を迎えていくわけなのだから。

あと新キャラ「利久」がくっそ男前。

食べちゃいたい。

 

でもやっぱり凄いのよねこの漫画。

笑いと感動がこんなにも自然に両立している物語って、ほんと稀よ。

物語があって、キャラクターがいるんじゃないのよね。

キャラクターが物語を作っているような、親近感のある日常に感じられるの。

SFなはずなのにね・・・。

いつか自分にも降りかかってくるとさえ思える、希望が見出せるようなお話なのよね。

 

そして特に今作ではオオムラの言葉、行動が感動に満ち溢れている。

この全てをさらけ出すような描写、それによって心が動かされている描写は読み手の胸を突き動かすに違いない。

この漫画には相手が居てくれる事による幸せは描かれるんだけど、恋愛という意味での「愛される」描写というのは明確にはないわ。

ただ「愛する」という描写が物凄く秀逸なのよね。

想い合うという形はまだ同じではないかもしれない。

だけど通常の恋愛を遥かに超えた愛が、この漫画では描かれるわ。

 

そしてまたこの雷遊の人間のようでまだ人間ではないっていう、押し引きのバランスがやっぱりお上手。

この部分はこの漫画が成立する大前提の要素よね。

この知識としては理解しているんだけども実態が分からない様子とか、実態が分かってても言葉として結び付けれない様子とか、こういう部分がもどかしくもありながら他者が介入する余地の無い2人の幸せそうなやりとりに拍車をかけているとアタシは感じるの。

 

そんでアタシさあ・・・。

雷遊が高校に行った初日、屋上でオオムラが早起きして作ってくれたオニギリを幸せそうに食べるシーンを改めて見て思ったのよ。

雷遊って、人間になりたいわけよね。

それって人間に近づいていく程、凄く人間の持っている汚い部分も目の当たりにして受け入れなければならないって事なのよね。

つまりこの段階では負の感情を知らない、人間としては半人前の状態な訳なのよね。

だからこの先きっと、そういう部分も学んでいくんだと思うのよ。

でもさあ・・・このままで居て欲しいって願っちゃう。

キレイなままで居て欲しい。

人間にならないで欲しいって思っちゃうのよ。

だからさ・・・アタシ・・・。

この幸せそうにオニギリ食べてる雷遊をさ・・・。

キレイなままで居る状態の雷遊をさ・・・。

速攻スクリーンショットしたわ。

そんで万が一、他人に氷太のPCを使用されても絶対に見られる事のないように

「山菜の画像」フォルダに突っ込んだ。

故に、アタシのPCでは

雷遊?ああ・・・雷遊なら山菜の画像に囲まれてオニギリ食ってるぜ状態。

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あとは記事冒頭で書いたけど、結構頻繁に行動するのよね。

電車乗ったりとか、図書館行ったりとか、この物語の中で交わされる約束の場所に行ったりとか。

もうさ、ずるいよ雷遊・・・。

可愛すぎるよ・・・。

俺のために存在してほしいよ・・・。

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って言いたくなっちゃうよ・・・。

 切符買って改札通る時のお前何なんだよ・・・。

「は・・・入るなと言われた」

じゃねえよ・・・。

可愛い過ぎるだろ・・・。

俺だったら拒まないよ・・・。

なんならいっそ改札機になりたいよ・・・。

早く挿れてよ・・・(ネットリ

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そういう萌えポイントも満載よ!!

まとめ

オオムラが雷遊を助けるシーンのオオムラのかっこよさに酔いしれて欲しい。

ここ、泣くわよガチで。

そして前作よりもより「2人の生活感」が出ているので、萌えポイントの頻度も高くなっているわ!

あとオマケ漫画のクオリティはどれも高いんだけど「いちごのショートケーキ」は必見よ!

この4コマに2人の愛が詰まっているから。

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