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『ふらちな刑事さん/日野雄飛』【感想】

やっと名前呼んでくれた—— 

評価/名作
内容をザックリ言うと
  •  ヤクザの刑事の本音と建前のお話
  •  近づいたり突き放したり距離感がもどかしい
  •  恋愛以外の部分も見応え◎

 

こんばんは、氷太よ。

今日は日野雄飛先生の

ふらちな刑事さん

を頂いていくわね!

 

日野雄飛先生って言ったら有名作は『アウトサイドポルノグラフ』ね。

小生意気そうなウリセンボーイのお話、買ったけどまだ読んでないわ。

そんな感じで絵は好みだけど、どういった作風の方なのか予備知識も全然なかったわけ。

 

いやー、コレは面白かったわ!

アンダーグランドな感じも、大人の恋愛のもどかしさも、見事に演出されてたもの。

ヤクザのルックスがドストライクってだけで手を出したのよ。

ホント嬉しい誤算だったわ・・・!!

 

サンプル見て本当に良かった。 

さて、じゃああらすじを見ていきましょうか。

 

あらすじ

刑事の岳田逸生(たけだいっせい)は、暴力団の組織を壊滅させるために、ヤクザの伊志井卓(いしいすぐる)から身体と引き換えに内部情報を受け取っている。「恋人や特別な人を作らない」というポリシーを持つ岳田が、伊志井の情夫になった理由は――。
著者初のBLコミックス、満を持していよいよ登場!!

こんな感じね。

う~ん・・・穏やかな話じゃなさそうなのは分かるわねっ!

そうなのよね~・・・、この割り切った関係から始まる割り切れない感情。

ここらへんが本当に見どころなのよね。

 

アタシもそんな付き合い、人生で1回くらいしてみたいもんだわ。

でも、現実は中々そう甘くないのよね・・・。

いつになったら運命の相手は満を持して登場すんのよっ!

もう三十路よ!?あくしろよ!! 

 

登場人物

岳田×ウケ

世の中の悪を排除する思想を持つ刑事さん。

正義に囚われて過ぎてるというか、ちょっと歪んでるのよね・・・。

結構最後まで掴み処のないキャラクターになってるわ。

伊志井×タチ

ショタがそのまま成長したような外見の人間臭いヤクザ。

引く時は引き、追う時は追いかける実にタチらしい性格の持ち主ね。

それにしても何て可愛らしいルックスなのかしら・・・。

ああ~♂食べちゃいたいっ!!

 

感想(ネタバレ有り)

 

始めの展開こそ「は・・・?おいおいオオゥイッ!!」と思ったわ。

面識のない状態の岳田に情報交換を持ち掛けられ、伊志井さんはこんな事を仰るの。

アンタがオレのチ〇ポしゃぶってケツにぶち込ませてくれんならいいぜ!

 

・・・あ、コレはクソ漫画や。
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アタシ、正直まず冒頭のこのやりとりの時点でそう確信していたのよ。

でも直後、伊志井さんはバイである事が判明する。

・・・なら分からんでもない!

 

困るのよね、変にノンケの設定にして違和感丸出しのまま進むBLってホント多いから。

男は穴があればなんだっていいもんなんだって思ってやがる・・・!!

 

んな訳ねーだろ!

ノンケが男にイキナリ勃つわけねーだろ!

勃つならそれはもうノンケじゃないのよ!!

つーかホモでもタイプじゃなければおっ勃たないもんなの!!

 

そういうツッコミを避ける為に、キチンとバイという設定を設けていらっしゃる。

バイならばまだこの展開は、オカシイとは言い切れないわ。

ここ、グッドチョイスよ!日野雄飛先生!!

 

そんでまあ、初めはガチで割り切った体の関係を持つわけよ。

2回読んで思ったんだけど、初めはもう雄と雄って感じの描写なのね。

もうそりゃ読んでるコッチが乳首コリコリしたくなるくらい、エロいのよ。

 

全日本が気持ち悪がってんだよその説明によッ!!

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でも物語が進むにつれて、快楽以外の感情が細かに描かれているの。 

これ凄いな~って思ったわね。

どっちもエロいの、優劣は付けれないのよ。

でもどういう気持ちを抱いて行為をしているのか、ちゃんと伝えるべく描いてるのよね。

 

物語の中で主に描かれていくのは大きく分けてこの4つになるわ。

  • 裏社会の話
  • 2人の置かれている状況
  • 近づいたり離れたりする2人の距離感

 

どれも凄く見ごたえがあるんだけど、1点だけどうにも納得できない部分があるの。

まあそれが良いとも言えるんだけど・・・。

 

2人が凄く良い雰囲気なのに、岳田はこんな事を言っちゃうような子なのよね。

「利用しやすくなってよかったです。」

「アナタなら別に死んでも構わないから。」 

伊志井さんも突き離すような言葉を言うんだけど・・・。

伊志井さんのは強がりだったり、相手を思っての事だってのは凄く分かるのに、岳田のこういう発言は人間的におかしい奴なんだなとしか思えないのよ。

 

2人の距離感にストップをかけてリスタートさせる・心理的な駆け引きが存在する。

確かにこの要素があったからこそ、ご都合主義的に進んでいるようにも思えないし見応えがあったんだとも思えるのよ。

でもやっぱり唯一の欠点ね、ココ。

 

相手の情報を上手く引き出すって役割を持って伊志井さんに近づいているわけじゃん?

なのに下手くそ過ぎひん?

ミステリアス☆イケメンな雰囲気をムリに醸すのはどうなのかな~って終始思ってたわ。

厨ニ病でも患ってんのかしらこの刑事さん。  

 

まとめ

欠点は1つだけ!

久々に胸を打たせられる漫画だったわね!

青年誌読んでる人には凄く見応えのある内容になってるわよ。

ニワカな感じが全くしないもの。 

 

今回の漫画

関連作品

大変美味しゅうございました!!
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