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二月のエデン 【感想】

二月のエデン

二月のエデン

俺も、ずっと、一緒にいたかった――

見所・内容をザックリ言うと

  •  偶然の出会いと運命の別れのお話
  •  恋愛感情が芽生えたが故の悲劇的な内容
  •  物語後半になればなる程、情景描写が神がかっていく

こんばんは、氷太よ。

今日はきゆひこ先生の

『二月のエデン』

を頂いていくわね!

何この漫画切ない・・・・!!

この結末、アタシ今まで読んできたBLの中で1番切ないわね・・・。

これを幸せと捉えるか、残酷と捉えるか。

ここらへんで印象が非常に変わってくる漫画ね。

この漫画に関しては、口コミとかちょっと当てにならないかもしれないわ。

感情移入すればするほど、いたたまれずに辛口評価になりかねない内容なんだもの・・。

俺が主人公だったら多分・・・。
もう人間辞めてるかな・・・。

ちょっとちょっと~!!
何を人間みたいな事言ってるんですか?

・・・・。
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あっ・・・コレ、ガチな奴や・・・!!

あらすじ

雪の降る二月。美大生の榛名は傷だらけの青年・四季を拾う。肩に入った大きな刺青を見つけワケアリだと悟るも、家におく事にした榛名は四季の絵を描き、体を重ねるうちに手離せなくなっていった。どこから来たのか、怪我の理由も知らない――不安をまといながらも、穏やかな日々は続いていくように思えた。しかし四季には“ヤクザの愛人”という大きな秘密があって……。

こんな感じね。

見ず知らずの少年を助けて、およそ1ヶ月程の時間を共に過ごすという物語よ。

人の感情って不思議なものよね。

1ヶ月という時間で作り上げたものって、じゃあいざ壊そうとした際に1ヶ月以上の時間をかければ壊れるかって言ったらそうじゃないんだもの。

この漫画はそういう、『強い絆だったからこそ生まれた悲劇』を描いていく事になるわ。

登場人物

二月のエデン

榛名(表紙右)

美大に通っている大学生。

雪の降る日、倒れている四季を発見し自宅で看病をする。

四季を昔飼っていた猫に重ねて見る。

四季(表紙左)

自分の名字すら分からない腕に物凄い刺青が入った少年。

始めこそ警戒心丸出しだったが、次第に榛名に好意を持っていく。

ヤクザの愛人で、榛名にどうしても言えないある理由がある。

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感想

物語が終わりに近づけば近づく程、かじり付くように夢中になってしまったわ。

だからこそ惜しい・・・!

物語序盤の榛名から四季に向けられている感情の、異常とも言える強さが後を引いてしまっているわね。

2人の過ごす最初の1週間は、2人の出会い以外にコレといった出来事があるわけではないのよね。

一緒にメシ食って、四季をモデルに絵を書いて・・・。

それだけだったハズなのに、いつの間にかもう榛名にとって四季はなくてはならない存在のようになっているのがとても残念。

いや~ココ本当に全っ然伝わってこないわ。

間に何かエピソードがあったけど、ページの関係でバッサリ省きましたってくらいよ。

いやあったかどうかは知らんけどさ・・・。

多分榛名の飼い猫に関する過去を描いたのが、この部分の弱さへの補強要素だったかと思われるんだけど、それにしたっていかんせん弱すぎる・・・。

っていうか無に近い。

ここ後半になればなる程、とても大事な要素よ?

この漫画、内容的に相手が自分にとってどれだけかけがえのない存在なのかっていうのが大前提になっている漫画な訳だから。

いくら素晴らしい事を訴えかけても、榛名サイドの感情の始まりがコレではあまりにも説得力に欠けるわよ・・・・。

「どこにも行かないで、約束して」

なんて言われても・・・。

な・・・なんやコイツ・・・。
頭痛い奴やな・・・・!!

あ・・・多分この漫画、アタシにはちょっと理解できないお話だわ。

物語に入り込む事ができねええええ!!

・・・とか思っている時代がボクにもありました。

この漫画、中盤以降が神がかっている。

四季も段々と榛名に対し、熱を帯びたように好きという感情が強くなっていく。

四季側に関しては本当に丁寧に描かれていて、突発さを感じる事はないわ。

物語冒頭とはうって変わって、若干ショタキャラ臭い感じになるけども。

でも2回読むと、その一瞬一瞬を大切にしているんだなって理解できる。

それと共に四季の背後にある存在も明らかになってくるのよね。

そして一瞬の希望を胸に抱く四季と、永遠を望む榛名。

海で交わす約束。

「また一緒に来よう」

「・・・うん。」

なによコレ、無理よ・・・。

アタシだめ・・・。

泣いちゃうわこんなの・・・。

残酷過ぎるわよこんなの・・・。

未来を受け入れなければならない四季と、抗おうとする榛名。

この共に想いは同じなのに、自分に待ち構えている逃れられない運命も理解しているのに・・・。

榛名の為に「・・・うん。」と言う四季の気持ちを考えると泣けてきちゃう・・・。

出会わなければ、出会わない方が幸せだったんじゃないかと思える程、温もりと悲痛さが一緒くたになっているんだもの・・・。

進んでいくカレンダーすら物悲しい。

『二月のエデン』ってこういう事だったのね・・・。

互いに気持ちを胸に刻み込んでまま、結末を迎える。

最後の最後のシーン、心して読んでね。

まとめ

この漫画は結末が結末だからさ・・・。

悲しすぎるからさ。

BLとして認めたくない人って多分居ると思うのよね。

でもこの漫画程、相手の大切さを描いている漫画ないと思うのよ。

結末の悲しさだけで評価して欲しくない。

この悲しさの中にも、何を守り通したのか?

そしてそれをどのように演出していたのか?

そこを評価すべき漫画なのよ。

序盤の榛名の描き方が本当に雑だけど、アタシは名作と判断するわ。

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今回の漫画

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