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おかえりオーレオール 【感想】

この本の評価 【オススメ】
ストーリー
(4.5)
読みやすさ
(3.5)
描写・美しさ
(3.5)
発展シーン
(2.0)
総合評価
(4.0)

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「諦める準備なんかするなよ――」
内容をザックリ言うと
  • 幼馴染の友情が恋愛へと移り変わる様子を描く物語
  • どこにでも居そうな2人の、唯一無二の関係性が素敵
  • 恋に落ちる様子の心理描写が丁寧で自然

氷太

こんばんは、氷太よ。今日もBL漫画をぶった斬っていくわよっ!

今日は高津先生の『おかえりオーレオール』を頂いていくわね!

ゴールデンウィークももう終わるわね・・・。

皆さんはいかがお過ごしだったのかしら?

 

アタシは仕事三昧よ。

人間辞めようかなって思ったもんね。

ほんと仕事しんどかったわ・・・。

 

こういっちゃ何だけど、こういう時期のお客さんってモンスターがほんと多いわ。

ほんと何がサービス業よ・・・たまには客がアタシにサービスしたらどうなのよ!

この漫画はそんなゴールデンウィーク明けの、屍状態のアタシを浄化させる程の眩しい高校生の甘酸っぱい恋愛を描いていくわ。

おかえりオーレオール レビュー

あらすじ
明るく社交的なカズと、地味で真面目なモトは、幼い頃からの幼馴染みで親友同士。中学にあがり仲良くするグループが自然と分かれても互いが一番の良き理解者だった。しかし、中学2年になったカズは、モトを友達以上に意識しだしてしまう。この感情はきっと勘違いだと必死にごまかすものの、次第にその気持ちが本物であることに気付いてしまい……。

登場人物

モト(表紙右)
冴えない系の優等生。

学校では優等生で通っているらしく、先生受けがいい。

弓道してる時・・・中々かっこいいじゃないの・・・!!

カズ(表紙左)
家庭問題を抱えているモトの幼馴染。

モトにいつしか恋心を抱いている事に気づき、嫉妬という感情を覚えてしまう。

感想。

幼馴染だけど中2になった時、意識し始めてしまったって部分がポイント。

アタシも高校生の時に、こんな感じの爽やかな恋愛してみたかったもんだわ・・・。

 

憧れのサッカー部のコワモテの先輩と、屋上で禁断の行為を・・・・!!

 

ってあの人は彼女持ちだったわな・・・。

 

とはいえアタシも自分で自分がホモだと自覚していなかった時期でもある。

アタシもこの頃、誰かに恋をするという事を知っていたら多分自分を否定すると思うわ・・・。

悲しいけれど、多感な思春期の男の子にとってコレって至極当然の行為だと思うのよね。

 

何か普通以上に感情移入しちゃいそう。

表紙見た時はちょっと独特な絵なのかな?なんて思ってたりもしてたけど・・・。

実にシンプルで馴染みやすい、2人のこのどこにでも居そうなルックスがまた良い味を出してる。

 

いい意味でイケメンじゃないのよね!普通なのよ、垢抜けてないのよ!

 

 

何さっきからオメーが言うなって目でこっち見てんだよ?
察しの通りよ、アタシもほうれい線が気になりはじめた普通のオカマよ。

 

18歳になった2人のザックリとした近況を描き、物語は中学1年生の時に遡る。

2人は幼馴染で凄く仲も良いんだけど・・・。

性格も全然違うしクラスも違っているのでとりまく友人関係にも違いが出てくるの。

『住む世界が違う』みたいな描写も出て来る。

 

確かに普通だと何となく疎遠に・・・なんて事もよくあるんだけど、さすが幼馴染。

絆・・・とでも呼ぶべきなのかしら、交流がなくなる事はないわ。

ちなみにアタシは幼馴染とは疎遠になりましたけど。

 

プライベートでの仲良し具合にほっこりする。

だがけしからんな、以下のやりとりは。

カズ「ノックくらいしろよ、オナニーしてたらどうすんだよ」
モト「キミとボクの仲じゃないか」

 

なっ・・・!?ホモ以上にホモしてるじゃないか!!

 

え?えーとちょっと待って、整理整頓させて頂戴な。

最近の幼馴染はオナニーを見せられるほどの仲なのかい?

そんなバナナ・・・。

 

アタシの場合だとむしろ幼馴染に見せる事の方が抵抗あるんだけど・・・。

とかグルグル考えてたら、うん。

至ってそこに触れられる事なく、物語が進んでいく。

 

2人にとってはこんなのもありふれた会話って事なんだろう。

・・・おマセさんなのかい?

アタシがウブ過ぎるのかい?

アタシ、たかだか13才くらいの子に遅れを取っているの?

 

 

ともあれこのモトの自由奔放さ・・・いや違うな。

幼馴染であるカズが相手だからこそする行動を見ているとだ。

ノンケとかホモとかそういうんじゃなくって「好きになってもおかしくないんじゃないか」と思わせてくる。

 

特に何かがあった訳じゃない。

確かに目覚めのようなものはあったものの、それはきっかけですらない。

いつの間にか、自然に恋に落ちている。

この漫画はまさにその様子を体現して、描写しているのよね。

 

アタシいつも重箱の隅つつく小姑のように言ってるセリフがあるじゃない?

「こんなんじゃ、ノンケが同性に恋をするっていう説得力に欠ける」って。

この漫画はそうじゃないのよ、疑いようがないの。

腹が減ったら飯を食うように、眠くなったら寝るように。

そんなレベルで自然なんだもの・・・。

 

ただ自分は男で、相手も男。

そんな自分をすんなりと受け入れるっていうのが難しいわけで・・・。

あらすじにも書かれていた通り、その感情を無かった事にしようと振舞うカズ。

ただ顔面は完璧に恋する乙女なんだが・・・。

 

そんな中、モトに衝撃的な出来事を告げられる。

「彼女ができたんだ」と。

うわ~・・・コレきっついな~・・・アタシ、この辛さはすっごく分かる。

でも、この辛さが「恋の証」なのよね。

 

そしてモト側のお話へ。

どうやら一緒に下校しているようね。

この作家さんほんとピュアな恋愛描くのお上手ね!

凄く汚い言葉で言い換えても良いかしら?

・・・すごく童貞臭いのよ。

 

お前はどんなレビュー書いてんだよ!

 

そこでのモトの彼女のセリフ

「ちょっと聞いてた!?・・・誰もいないねーってゆったんだよ。」

 

・・・何よこの女、チェンジで。

 

このアマ!な~に斜め下向いて頬染めてんのよっ!!

これはBLよ!?

少女漫画の世界行きなさいよ少女漫画の世界にさぁ!!

 

手を握れた事を嬉しそうに報告をするモト。

そしてデートプランについて心なしか辛そうな面持ちのカズ。

そして恋愛と友情の葛藤と、何やら軋轢のあるカズの過程が描かれる。

・・・この時点で既に中3。

 

何この子・・・描かれてなかっただけでずっとこんな風に悩んでいたの?

これからもずっと悩んでいくの?

ちょっと胸が痛いわ・・・。

 

モトの彼女に嫉妬してしまうカズ。

その後2人の間に起こるとてつもない亀裂。

そして物語は高校生へ・・・。

 

中学時代はカズ目線だったけど、高校時代はモト目線のお話に変わってくるわね。

そして冒頭の物語に繋がってくる。

高校から登場するジョー君が男前過ぎる、ジュワっと濡れる。

 

もうコイツにしとけよ・・・。

ホモか知らんけど、『僕らがいた』の竹内君みたいな良い人じゃねーかよ・・・。

ちなみに以後出てきませんでした。

まとめ

2人が、友情から恋愛へ飛び越える一歩をこんなに丁寧に切り取って描くなんて・・。

これぞ男同士の、高校生の、幼馴染の恋愛って感じね。

萌えっていう要素は一切ない。

 

無いんだけどその分凄くキレイでピュアな友情と恋愛が綴られるわ。

どこにでも居そうな、どこにでもありそうなお話・・・のはずなんだけど、引き込み具合が凄いのよね。

やっぱりすごく自然体である、っていう部分がポイントなのかしら。

 

1つくらいその流れを塞き止めるインパクトある何かがあれば尚良かったけども。

ドラマチックではない2人を、ドラマチックに仕上げました・・・と言わんばかりでとても好感を持てたわね。

氷太

美味しゅうございました!

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