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Red Hood 【感想】

汝の力を我に与えよ——

評価/普通
内容・見所をザックリ言うと

  •  スピード感溢れるバトル描写
  •  王道ファンタジーにBL要素が絡んでいく
  •  恋愛面に関しては、ちょっと淡泊

こんばんは、氷太よ。

今日はハジ先生の

Red Hood

を頂いていくわね!

相変わらずハジ先生の得意な、おファンタジー路線のBL。

しかも?しかもよ?

童話の赤ずきんちゃんの要素を少し含んだお話になっているの。

おうコラ、赤ずきんチャチャ思い浮かんだ奴、前に出てこいや!

・・・・。
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是非今度一緒に語り合いたいね。
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さて一体どんな内容になっているのかしら・・・。

見ていきましょうか。

あらすじ

赤いずきんを仇の印と勘違いされて、人狼のフェンに襲われた魔女殺しのゴルダ。

同じく魔女を標的とすると分かり、勘違いの詫びにとゴルダはフェンから口付けを奪った。

そうすることで、彼の持つ治癒能力を吸収できるのだ。

フェンは番以外とはしないと激怒するが、共に征くのは命を懸けた旅路。

ウブな人狼×百戦錬磨な赤ずきん、魔女殺しの旅路の行方は──!?

こんな感じね・・・ねぇ、一言いいかしら?

コレ、本当にBL漫画の設定か?

何?魔女殺しって?治癒能力って何よ?

アタシ的にはどう考えても少年サンデー辺りに連載されている漫画にしか思えないわ・・・。

ホントに奥ゆかしいわぁBLって・・・。

まだまだ脇も太ももの付け根も甘いわね、アタシ。

って言っても、ハジ先生の作品って毎度の事なのよねこういうの。

ただ今回は、『坊主と蜘蛛』と違って初めから結びつきがある訳ではないのよね。

バトルファンタジーと恋愛要素の両立が、一体どこらへんまでできるかで評価が変わってきそう。

登場人物

ゴルダ(表紙右)×受け

赤いマントを纏った魔女殺しの青年。

合理主義者で理論的に行動するタイプ。

人間の身でありながら『吸収』という特殊能力がある。

フェン(表紙左)×攻め

森の魔狼を束ねる人狼。

感情任せに直情的に行動するタイプ。

治癒能力を持っており、ゴルダにその力を分け与える。

感想(ネタバレ有り)

そうね~・・・、アタシらしくハッキリ言った方がいいわね。

バトルファンタジーとして捉えるなら満点。

BL作家さんて、動的描写が苦手な方がほとんどなのよね。

ウノハナ先生然り、ヨネダコウ先生然り。

でもハジ先生はガチで上手いわ・・・!

昔から写真のような静的な絵ではなくって、こういう動きを伴った絵ばかり描いてたに違いない。

魔法陣が出てきて敵を殲滅する所とか、特に相手の攻撃を防いだ時なんか本当に素晴らしいわよ。

物語自体も初めからゴールがどこなのか明確になってて、王道なストーリーになってると言える。

ただ、ただね~・・・。

BLとして最も大事な恋愛要素。

ここに関しては赤点なのよ・・・。

アタシの持論だけど、恋愛に満足できる時って以下の条件が満たされた時だと思うのよ。

  • 困難を乗り越えて成就された時
  • 単純に2人の関係に萌えられた時
  • 深い人間性が表現されきった時

萌えを全面に出せたり、複雑で難解な人間性を描写できる部分も、少女漫画とは異なる部分かと思うのね。

この漫画はバトルファンタジーの路線があるから、一見困難を乗り越えて成就されたかのように見える。

でも実際は違うのよね、別にゴールを迎えてやっと2人が結ばれる訳じゃないのよ。

何か知らん内に相手に対して恋愛感情が芽生えちゃってるのよ。

それともう1つ。

キャラクターが多い事が、物語を堪能する上で弊害となってしまっているわ。

ゴルダの使い魔や精霊、そしてフィンの仲間である魔狼3匹。

始めこそは『これぞ旅だな』と思わせてくれるのも束の間。

一気に2人の関係を邪魔をする、ただのページ稼ぎ・展開稼ぎとしか思えないような働きをしてくるの。

コレってどうなのかな~って思いながら読んで、そのまま終わっちゃったわ。

この子たち、本当に必要?

ファンタジー路線でも恋愛路線でも特に必要のないキャラ居るわよね?

ぶっちゃけて言っていい?

サブキャラ、蠅のお姉さん1人だけで良くね?

何かに似てるのよね・・・このキャラクターの薄さ。

そうだわ・・・『BLEACH』だわ。

「お前、何の為に居るの?」って言いたくたるキャラばかり。

ゴルダの女装みたいな恰好には目を潰れても、サブキャラに関しては潰れない。

薄いだけならまだしも、シリアスな2人の話をオカシなノリでぶっ壊してくるのが非常に不快。

何でここでサブキャラが出しゃばってコメディな雰囲気醸し出してくるの?ってなっちゃう。

ああ、ちょっと迷いながら描いてるのかな~なんて思っちゃったわ。

だからなのかな、イマイチ2人に愛を感じられないのは・・・。

そもそもそういう発展シーンは控えめなんだけど、結びつきって感じじゃないのよね。

何か作業にしか見えないのよ。

物語本編最後まで主人公であるゴルダが無機質な人間って事もあるけれど・・・。

それだけじゃこの今一つ感情移入できない理由にならないわ。

多分こういう色々な要素が混ざり合って『何か今一つ響いて来ない』って評価になっちゃってると思う。

ただ、ただよ?

後日談も収録されているんだけどさ・・・。

コッチはすんごく良かった。

非常に愛が溢れてる、本当に同じキャラの話か?ってくらい萌える。

とにかく邪魔が入らない、2人の世界が完璧に描かれているわ!

物語本編が実に淡泊な終わり方だったから、余計にこの後日談のお話が映えるわね。

「ああ~、2人の関係もちゃんと進んでたんだなぁ・・・。」

ってここで初めて萌えられたわ。

何でこの要素をもっと本編にブチ込めなかったんや・・・!

ここで感情移入できても、もう遅いわよ!

ホント、非常に惜しい内容になってるわね・・・。

まとめ

相変わらずハジ先生の世界観は発揮されているものの・・・。

やっぱどう考えても『坊主と蜘蛛』の下位互換としか考えられない漫画かな。

恋愛面に関して、色々と足枷が付きまくっている。

バトルファンタジーに重きを置いて見るならば、満足すると思うわ。

ご馳走様でした。
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