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君はきれいだよ 【感想】

この本の評価 【オススメ】
ストーリー
(4.5)
読みやすさ
(3.5)
描写・美しさ
(4.5)
発展シーン
(3.0)
総合評価
(4.0)
やっぱりいつか好きな人としたいんだ——
内容をザックリ言うと
  • 悪役の存在が、ピュアな恋愛を成就させる物語
  • 一途な想い故の女装によって弱みを握られてしまう
  • 1つ1つの行動に意味があり、最後にどんでん返しを喰らう

氷太

こんばんは、氷太よ。今日もBL漫画をぶった斬っていくわよっ!

 

今日は村上キャンプ先生君はきれいだよを頂いていくわね!

村上キャンプ先生の作品を読むのは、実は今回が初めてなの。お赤飯なの。

 

名前自体は知っていたのよ。え~と何だったかしら・・・。

ハンバーガーモスバーガーみたいな・・・その漫画は知ってるの。

しばかれるわねファンの方に。

 

あんまりね、線が細すぎて好みの絵じゃないのよね。

だけど・・・この表紙、何かアタシの精神を揺さぶる何かがある。

読んでやろうじゃないの・・・!!

君はきれいだよ レビュー

あらすじ
鳥浜勇一郎は好きな男がいて、女装もしている。ある日、行きつけのコンビニで働く篠宮に男であることがバレてしまった勇一郎は、黙っている代わりに性的な行為に付き合うよう迫られる。

篠宮が挿入はしないという約束を守っているので関係が続いていたが、篠宮はだんだん勇一郎の好きな相手が気になりはじめてしまい――

登場人物

福田×攻め
コンビニで働くおデブちゃん。時折入店してくる女性の事を意識している。
ユウ(表紙)×受け
美人過ぎる女装男子。ある思惑があって女装しているがその事がシノミタにバレてしまう。
シノミヤ×攻め
ウェイ系ガチクズ男子。ユウの弱みを握り好き放題。何故そんな・・・ええええ!?

感想

表題作が3話、短編2つで構成されている漫画ね。

村上キャンプ先生の他の作品って、サンプル読んだ程度にしか留まらないんだけど女装子多くない?

そんな事ない?アタシの気のせい?

 

いやーでもこの表題作、中々に他にはない要素があって良かったわ!

3人の人物が登場するんだけど、誰を主人公として捉えるかで受け止め方が全然変わってくる。

そう考えると『君はきれいだよ』ってタイトルは秀逸よ。

この3人の誰が言ってもオカシクない言葉なんだもん。

 

個人的にはアタシはこの物語の主人公はシノミヤ。

この子がもう子気味良い程のガチクズでねぇ・・・クズキャラに萌える腐女子も居ると思うけど、多分そんな属性を持ち合わせている人でも許容できるレベルじゃないわ。

何て言えばいいのか・・・やってる行動はメチャメチャなんだけど、心の中には清んだ物があるって子じゃないのよ。

とにかく、人間として気持ち悪いのよ。

 

それが相まって、ユウと福田の恋愛がすんごくキレイに見える。

もう掃除や除菌を徹底的に行った、年末のエアコンみたいな感じよ。

特にユウね・・・。

 

これだけ一途に、一筋の願いを込めて福田を想い続ける気持ち・・・。

アタシには分かるわ・・・。

自分に向けられた笑顔ではなくても、それを見ると元気が湧いてくるその気持ちもアタシには分かるの。

 

だからシノミヤに女装という弱みを握られ、それに従いつつも自分の守りたい物を守ったユウはアタシ本当に偉いと思う。

涙を浮かべながら 「笑えよ」とシノミヤに言うユウのシーンを見てアタシ思ったもの。

シノミヤ、地獄に落ちてくんねーかなって。

 

後日談、因果応報な感じになっててスカっとしたけどね。

っていうか凄いどんでん返しを喰らうわ、まさかこんな結末予想もしてなかった。

『君はきれいだよ』って物語は、シノミヤも主人公となり得るんだとここで思ったわ。

それまで何でこんな登場してくるんだろうと疑問だったからさ。

 

とにかくシノイヤが徹底的に悪人なので、ユウと福田を応援する気持ちに自然となれる。

ただユウが臆病になってしまった理由として、プールの話が作中で出てくるんだけど・・・。

それはさすがにアタシも周りの子と同じ反応するわ。

そりゃ「おいおい・・・」「うっわ」だわ・・・。

だからと言って孤立してしまうのが良いとは言わないけどさ。

 

ただ残念なのがシノミヤの目線・ユウの目線は充分に描かれてはいるものの・・・。

福田目線の描写が少なすぎるんだよなぁ・・・。

だから読んでて、ユウと福田を応援していたハズなのに「え?くっつくの2人!?」と拍子抜けしてしまう。

 

素朴な2人のやりとり、ほのかな想いは充分描写されてるんだけど・・・。

福田に関しては間接的にしか描写されてないのよね・・・。

まあそれが優しい福田にイメージに結びつくけど、福田の気持ちの強さが伝わってこない。

ここらへんは1つ1つの描写を拾い上げて読者が構築するしかないわ。

まとめ

物語全体的に暗く、恋愛も炎のような激情ではなくポッと輝いている火っていう感じね。

優しく素朴で、こういう性的観念を超えた恋愛は大好き。

こういう恋愛がアタシの理想なのよねぇ・・・。

この記事読んでるそこの貴方、都合の良い男紹介してくれないかしら。

 

短編の方もね、コレ・・・ハッピーエンドか・・・?って疑問符が残る感じで良かったわ。

余韻が残るってこういう事よね。

この作品で凄いファンになったわ!

氷太

美味しゅうございました!

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